風哭く日々

カメラで遊んでいます。神戸市在住の42歳。

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美術館を野生化する-榎忠展-

10月23日。前回行った神戸ビエンナーレのアートインコンテナ2011の入場チケットが、兵庫県立美術館でも使用出来ると聞いていたのでいざレッツゴー!! 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号 兵庫県立美術館

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最初は神戸ビエンナーレのチケットで美術館全館を観覧出来ると思っていたのだが、違うようでした。今、美術館で 榎忠展をやっていると知って後でこちらを別料金で鑑賞しました。こちらの方が面白かったので今回のネタです~。 榎忠展・美術館を野生化する 2011年10月12日 ~ 2011年11月27日 大人1200円です 今回は、氏の過去の作品も含めての大々的な回顧展もかねて行っております。

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・・・では早速鑑賞しましょう~ ☆AK-47 AR-15 これらは鋳鉄製の銃です。有名すぎる旧ソビエト製のベストセラー銃、カラシニコフAK-47とアメリカコルト社のAR-15です。AR-15はM16の呼び名の方が有名かな?ゴルゴ13が持っている銃でもあります。 単なる鋳鉄製とはいえ、これだけ並ぶと物騒さが極まります・・・。

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☆大砲、FalconC2H2,Kamui77.5mmC2H2、SALUTEC2H2、LibertyC2H2 巨大な大砲のオブジェ『LSDF』シリーズ。榎忠氏がこれを用いて祝砲パフォーマンスをしたみたいです。うわ~見たかったな~。

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☆薬莢 床一面に廃薬莢が枯山水のようにぶちまけられています。これだけの数の薬莢を見たことがないので、圧巻です。形。サイズもバラバラで凹んで曲がっていたりなど、禍々しさを感じますね・・・。

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☆ドローイング 自然に通じる世界と、機械の世界を描いたものです。あれ?ワンポイントでめっちゃキュートなワンちゃんがっ!

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☆ギロチンシャー 裁断された鉄片を磨き、油を塗布したものです。ただの鉄片が命を得たような気がしますね・・・。

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☆サラマンダー 溶鉱炉の底に溜まったオリを含んだ鉄の塊だそうです。自然をイメージしているそうです。マグマが冷え固まったような造形をしてますね!

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☆テストピース 製品の検査用の断片で、この断片をカットされた藻懲りの鋼管です。パズルみたいだな。

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☆旧生糸検査所蔵工作機械 古い金属加工の機械です。

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RPM-1200 旋盤の機械の毎分の回転数が1200回転であることを意味しています。その旋盤で廃品となった機械部品を磨き、機能的な要素を削り、それらを積み上げた作品になっています。 ・・・これは圧巻・・・もうお手上げです(笑) 全景を写せたらいいのだけども、三脚がないと無理だー。ライティングも凝っていて、日が昇って沈んで行くように左から右に・・・。

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出口に何故かはハーレーがいっぱいありました。じっくり鑑賞している方々は明らかにバイク好き!!って感じの方が多いような気がしたのは気のせいでしょうか?ww

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イチハラヒロコさんの作品もありました!上下左右にメッセージが書かれていました。

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・・・榎忠氏の熱い鉄の心が伝わってきたような気がしました・・・。つられてシャッターを押しまくって興奮しました(笑)神戸ビエンナーレと絡めて鑑賞しましたが、たまにはアートに触れるのも楽しいですね。 さて・・・そろそろ山とか自然にも触れたくなってきた・・・次へ~