10月18日(日)深い森の目覚め-大台ケ原- からの続きです。正木峠から出発です。 奈良県吉野郡上北山村 大台ケ原 50年前までは、日本では珍しい針葉樹のトウヒが森を形成していたそうです。ところが、1959年、死者5000人を出した伊勢湾台風により多くの木が倒され、それ以降、太陽の日が届くようになった地面は、ササが大繁殖。そこで、ササを主食にしている鹿が急激に増え、大事な木の皮まで食べ尽くし、現在のような大規模な立ち枯れが発生したようです。 良いか悪いか、ササにトウヒの立ち枯れが大台ケ原を象徴する景観になってしまいました。
木道が敷かれていてとても快適(^^)
木道の側にある立ち枯れ、近寄ると結構大きく感じますね。
ここでおにぎりを頬張りましたが、大自然のなかでのおにぎりの旨いことwww
正木ヶ原から。峠からだいぶ降りてきましたね。振り返ると木道が彼方に見えます。
特徴的な立ち枯れがたくさんあって面白い。
ササの小道を歩いていきます。
牛石ヶ原付近。このあたりにくるとさすがに暑くなって上着を脱ぎました。ここには牛石というものがあり、昔このあたりにいた牛鬼という怪物を高僧がとらえてこの石の下に封じ込めたそうで、この牛石を叩くと大雨になるといわれているようです。 というか石をスルーしてましたが・・・。
牛石ヶ原の最後らへんの木の紅葉が黄色くて綺麗でした。
気持ちよい青空に映えますね~。
このあたりになると紅葉は日出ヶ岳よりも遅いようで、大蛇嵓の紅葉状態の期待が高まってきました。
大蛇嵓への案内版がやっと見えました。
大蛇嵓の紅葉-大台ケ原- へ続きます。 ・大台ケ原シリーズ ①深い森の目覚め-大台ケ原- ②枯れ行く者たちの運命-大台ケ原- ③大蛇嵓の紅葉-大台ケ原- ④紅葉ドライブ!!-大台ケ原-