10月4日(木)神戸には北野界隈をはじめとして洋館が多く残っていますが、神戸の西部、須磨にも洋館が残っています。 兵庫県神戸市須磨区離宮西町2-4 旧西尾類蔵邸 旧西尾類蔵邸。1919年(大正8)に建てられ、昭和16年位まで、貿易商の西尾家の迎賓館として使われていたそうです。戦後は、GHQに接収されていました。近年まで建物は放置状態だったのですが神戸市指定有形文化財に指定されました。現在はフレンチが食べられる邸宅レストラン ル・アンと結婚式ができる神戸迎賓館としてオープンしています。 車道から本館は伺いにくいのですが芝生の庭とお洒落な洋館が建っています。煉瓦造りの3階建てで個人の邸宅と思えないほど立派です。敷地面積も広く、裏手には日本庭園もあったりします。
入ると大正時代にタイムスリップ!大理石の重厚なエントランスが迎えてくれます。
そして左側には、旧西尾類蔵邸の一番のお気に入りポイント!
素晴らしいステンドグラスと踊り場・・・貿易商だった西尾類蔵氏は相当儲けたんだろなー。
木彫りの細工も細かいです。
こちらは当時の貴賓室だったそうです。マントルピースも残っていますね。
現在はマンションで海は見えにくくなっていますが、当時は須磨の海を眺めながらさぞし良いご飯を食べたに違いない・・・。
別の大広間は雰囲気変わって和室になっていました。こちらでは披露宴が行われるようです。欄間や床の間なんかも残っていました。
1階、現在はこちら「ル・アン」でフレンチをいただけます。
こちらは待合室。良い雰囲気ですね。
1階は暗いので撮りにくいのですが、お洒落なステンドグラスが多く嵌め込まれていました。
晩餐って言葉がとても似合いそうな部屋ですね。
正面は海、背中は山、神戸はやっぱり雰囲気がありますね~。 洋館探訪はネタがつきそうにないな、こりゃ(^^)